沖縄戦集団自決ー教科書検定の撤回もとめて東京でも意見書採択

 
 文部科学省が「集団自決」に軍の関与があったとする歴史教科書を検定にしないとしたことに対して沖縄の県議会、市町村議会すべてが抗議の意見書をあげていますが、東京都内の自治体でも2つの市議会で意見書が採択されました。東久留米市議会と国立市議会です。

 この問題は、もちろん沖縄だけの問題ではありません。過去の侵略戦争が正しい戦争だったと、歴史の事実さえゆがめてしまおうということに対し、国内外から厳しい批判の声が上がっています。

 わが区議団も、代表質問で平和の問題を取り上げました。(桜井稔区議が行いました)
その一部を紹介します。

 最後に、平和の問題で区長の見解を伺います。
 日本がアジアの国々に侵略戦争を行い、日本で310万人、アジアで2000万人の尊い命が奪われ、その深い反省から二度と戦争をしないと誓ったのが憲法9条です。
略)

 沖縄戦では20万人が命を落としました。
 私はこの夏、沖縄の戦跡をみました。もっとも激しい戦争になった沖縄南部、その一つの「ひめゆり」跡地では、10代、20代の女性200人以上が亡くなりました。
 日本軍が住民に「米軍に捕まるな」と命令し、「いざという時は自決せよ」と手りゅう弾を配り、日本軍によって壕を追い出され砲弾飛びかう中で死んだ者や敵に捕らえられないために海に身を投げた者、手りゅう弾を胸にあて爆発させた者など、多くの村人が集団自決に追いこまれました。
 ひめゆり平和祈念資料館の鎮魂の間には、ひめゆり学徒の一人ひとりの遺影があり、写真の下に生前の人柄、戦時中の様子などが書かれています。
 元気で明るくみんなに好かれていた。誰にでも優しく思いやりがあった。本が好きで勉強熱心だった。
 などなど一人ひとりの女子学生の生きた証を読み続けるうちに、なぜこの若い人らが死ななければならなかったのだろうと、涙がとまらなくなりました。
 文部科学省は、「集団自決」に軍の関与があったとする歴史教科書を検定にしない、ことに対して沖縄の県議会、市町村議会すべてが抗議の意見書をあげました。
 意見書では「集団自決が日本軍の関与なしの起こりえなかったことは紛れもない事実」と指摘しています。
 区長は、区長のご家族も戦争の惨禍に遭われ、戦争のご苦労を体験しています。戦争をすすめた軍隊が多くの女性や子どもをまきこんで、多くの悲劇を生みだしました。
 こんな悲惨な戦争を二度と繰り返してはならないと思いますが、区長の見解を伺います。
 また沖縄戦での「集団自決」に「軍の関与がなかった」ということにどう思うか。見解を伺います。
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by satokichichobita | 2007-09-24 21:08 | 議会報告  

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