保育料、施設使用料の値上げ(案)撤回を求める請願は継続審議へ

 今日行われた、企画総務委員会では、7つの請願・陳情がまとめて審議されました。

内容は、認可保育園や区立幼稚園の保育料、区民センターなどの会議室や体育館やプールなど区民施設の一斉値上げ計画の撤回、または見直しを求める内容でした。
請願・陳情を出した団体は、年金者組合、新日本婦人の会、北沢民主商工会、世田谷区の保育料及び各種使用料等の大幅値上げを考える会、烏山区民センター利用団体の会、高齢者区民プール利用者の会、そして区立幼稚園の保護者の方です。

 7つの団体が、それぞれ意見を述べて議員の質問に答えたのですが、これだけで約2時間かかりました。
「ここ数年税金が上がって、区民の暮らしは大変。逆に区は税収が増えている。こんなときになぜ値上げを行うのか、納得できない」「幼稚園の値上げはたかが2000円と思うかも知れないが、それでも我が家では本当に大変。子育て支援に逆行する値上げはやめて欲しい」
「高齢者は、介護保険を使わなくてすむように、自分でお金をだして水泳や水中ウオーキングを行っている。今でさえ少ない年金から何とか会費を払っているが、もしプールの使用料が上がったら、プールに通えなくなる人が出るかもしれない」などなどの切実な声が出されました。
また請願・陳情の署名数は、総数で1万3千筆を越えました。
 
 私は、区民の生活が大変な時期に、そもそも値上げ案を出すのはいかがなものか、区として区民の状況を考えて再考したのか質問しました。
区の担当課長は、区として行革などすすめ、準備が整ったため値上げを行うことにした、と答弁。
それは、区の都合であって、区民の立場に立って考えるという基本的な姿勢がまったく抜けているのではないでしょうか。
なぜ、この金額の値上げなのかという根拠についても、明確な根拠が示せず、まさに値上げのための値上げといわざるを得ません。
 請願の審査では、日本共産党は、「値上げ計画を撤回して欲しい」という請願ですから、7本すべて採択を主張しました。
自民党、公明党、民主党は、「第4回定例区議会で(値上げの)条例が出されるので、そこで審議する。」と継続審議を主張。
生活者ネットワークは、一部合意できない部分があると、2本について継続審議としましたが、残り5本は趣旨採択、採択を主張しました。
せたがや政策会議は、不採択を主張。
意見が分かれたため、継続審議となりました。

11月28日から始まる第4回定例区議会に、保育園や、幼稚園、区民センターなどそれぞれの値上げ条例が出されます。
各党の態度はそこではっきり示されることになります。
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by satokichichobita | 2007-11-13 21:15 | 議会報告  

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