耐震補強工事の済んでいない小中学校の耐震診断結果が公表されました

 毎日子どもたちが一日の大半を過ごす学校、イザというときは地域の避難場所となる学校が地震補強されているかどうか、子どもたちにとっても、地域にとっても大切な問題です。
日本共産党世田谷区議団は、これまで繰り返し学校の耐震補強を早急に行うよう求めてきました。

文部科学省の発表によって世田谷区立の小中学校の耐震化率が50.8%と約半分であることが明らかになった直後の2006年6月議会では、私が代表質問に立ち、全庁あげて学校耐震問題にとりくむこと、そのためにも耐震診断の結果を公表し、危険度の高い学校から改修工事を行うなどの対応を求めました。
しかし、区は「…学校整備基本方針で、2009年度までにすべての校舎の耐震補強工事を終了させるなど、最優先課題で取り組んでいる」と述べるだけで、耐震診断の結果についてはまったく明らかにしませんでした。

その後、2006年10月決算特別委員会では、築50年の芦花小学校について具体的に質問しました。この学校では、PTAから学校の改築を求める要望署名も出されていました。私は、学校を視察し大きなひび割れや雨漏りの跡なども写真をパネルにして示し、こういう危険な状況で、“耐震診断は終わっているが、改修するか改築するか検討中”では困る、一刻も早く対応することを求めました。

最終的には芦花小は、隣の芦花中とあわせて改築することになったのでよかったのですが、やはり釈然としないものが残りました。

引き続き情報公開請求も行い、耐震診断の結果の公表を求めていたところ、昨日、対象となるすべての小中学校の耐震診断の結果が公表されました。
 
 さっそく芦花小を見てみると、学校でも危険といわれていた校舎の最低値は、耐震指標ⅠS値0.17でした。ⅠS値は、0.6必要であり、0.3以下は、震度6以上の地震で倒壊の危険が高いといわれています。改めて危険な校舎であることを認識しました。
 現在その校舎は日常の教室としては使っていないそうですが、一日も早くプレハブ校舎を完成させ、危険な校舎に一歩も入らないですむようにしなければならないと思いました。地震はいつ来るか誰にもわからないのですから…。

  他の学校でも、改めて校舎のどの部分が危険なのかを認識し、避難訓練や応急対策などの対応が求められます。
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by satokichichobita | 2008-01-11 21:00 | 地域の問題  

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